Written by リーマントレーダーK

【実証済み】スイングトレードとは投資効率を爆上げする安心安全な方法

スイングトレード

スイングトレードとはどんな投資法か知りたい人「スイングトレードとはどんな投資法?その基礎知識やメリット・デメリット、重要指標を知り、トレンドに乗って利益を出したい。初心者に適した証券会社や銘柄選び、信用取引のやり方についても知りたい・・・」

このような疑問に対して答えます。

本記事の内容

  • 1.スイングトレードとはどんな投資法か、基礎知識やメリット・デメリット、重要指標を知りたい
  • 2.株価の変動に着目し、トレンドに乗って利益を出す売買方法を知りたい
  • 3.初心者に適した証券会社と銘柄選び、信用取引についても知りたい

この記事を書いている私はスイングトレード歴8年の現役サラリーマン。初心者から始めて、負けっぱなしの3年間を乗り越え、トレンドに乗って毎年利益を出し続けられるようになった私が解説します。

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1.スイングトレードとはどんな投資法か、基礎知識やメリット・デメリット、重要指標を知りたい

その①:スイングトレードとはどのような投資法か?

スイングトレードとは

スイングトレードは、数日から数週間のスパンで売買を繰り返す手法のことです。

売買と言うのは、買って利益を出すだけでなく、空売りで利益を出すこともできます。

投資と投機の違い

初心者がよく間違って理解しているのが、投資と投機の違いです。

これは必ず最初に理解しておかなければなりません。

投資というのは、企業の価値に対して資金を投じることで、投機というのは、株式の価格に対して資金を投じることです。

投資は売買する企業について入念に調査する必要がありますが、投機は、株価の動きに対して資金を投じているため、注目するのはチャートとなります。

そして、スイングトレードとは投機となりますので、投資とは異なり、四季報や財務諸表を読んだりすることは必要ありません。

それよりも、過去の株価の動きをしっかりと分析することが必要となります。

サラリーマンに適しているか?

スイングトレードは、デイトレードのように1日のうちに何度も取引することはなく、帰宅してからその日の相場の動きを振り返り、翌日の仕掛けをするというスタンスで取り組めます。

そのため、サラリーマンでも十分取り組める手法となります。

その②:基礎知識とメリット・デメリットについて

スイングトレードで押さえておくべき基礎知識

まず押さえておくべきは、チャートの見方です。

基本的なテクニカル分析のツールとしては、移動平均線とローソク足となります。

これらについてだけでなく、他にも必要となる知識について以下のページにも詳しく書いてありますので、そちらをご覧下さい。

【永久保存】スイングトレードで稼ぐコツを知りたい【実証済みの10個】

メリット

スイングトレードとは投資ではないと言っても、デイトレードのように四六時中相場に張り付いている必要がないことがメリットです。

そして、毎日取引する必要もないことです。

そのため、自分のペースで取り組むことができます。

スイングトレードとは投資ではないと言いましたが、投資は3ヶ月~数年もしくは数十年の長期スパンで売買をするため、1回の取引が長くなり、負けた時にはそれだけの時間を無駄にすることになります。

たとえ投資で+10%儲かったとしても、それが何年もかかっていたのでは、思うように資産を増やして行けません。

投資が適しているのは、たくさんの資金があって余裕のある人です。

そういう人は年に何回か発生する暴落時に大きく買って、あとはほったらかしておけば、それだけで相当な利益を得られます。

しかし、余裕資金が100万円しかない人がそれをしても、儲かるかもしれませんが、3年後に+10%の利益を得たとしても資金が110万円に増えるだけです。

それでは人生を大きく買えるようなインパクトはありません。

だったら、その3年間でスイングトレードで何回も10%以上の利益を上げて雪だるま式に資金を増やしていった方が、投資と比べても資産が増えるスピードは圧倒的に早くなります。

スイングトレードとは、そのように小資金からできるだけ時間をかけずに投資よりも効率良く資金を増やしたいという人に向いている手法です。

デメリット

これは、スイングトレードだけでなく、デイトレードにも言えることですが、勝ち続けられるようになるまでには相当な時間と努力量が必要ということです。

スイングトレードとは投資と違って効率良く資金を増やして行けると言っても、そうなるまでが大変です。

最初、何度か単発で勝つことはあっても、勝ち続けるのは本当に難しいことです。

ロスカットは日常茶飯事となりますので、最初は努力もしくは検証期間と割り切って取り組まないと、とても継続することはできません。

その③:重要視すべき指標について

日経平均株価

まずは日経平均株価は毎日見ておく必要があります。
これを見ることで、全体的な相場の動きを知ることができます。

これは一番最初、個別銘柄のチャートを見る前に必ずチェックするものとなります。

各種相場観測指標

続いて重要となるのが、東証プライムの売買代金騰落レシオ、それからNYダウも見ておくと良いです。

日経平均は前日のNYダウにつられて動くことが多いため、こちらも見ておくことで、当日の相場がどのように動くか想定することができます。

それから、為替(ドル円)も重要ですね。

これらの相場観測指標は毎日欠かさずに見ておいて下さい。

最初は単なる数字にしか見えないかも知れませんが、毎日見ていると、それぞれの指標を通じて相場の状態を自分なりに理解できるようになってきます。

チャートの見方

チャートについては、日足と週足の両方を表示します。

チャートは見やすいものを使うことが重要です。

私が実際に使っていてお勧めできるのは、auカブコム証券に口座開設すると無料で使える高機能なkabuステーションです。

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これは、非常に見やすくて、数百銘柄を登録してワンクリックで次々をチャートをチェックできるので、スクリーニングの時間短縮にも大いに役立ちます。

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そし、週足と日足の両方を同時に見るためには、外付けのディスプレイがあった方が便利です。

このディスプレイですが、22インチ以上のものが見やすくてお勧めです。

そして、日足では過去半年くらいが見えるように表示し、週足は過去1.5~2年が見れるように表示します。

そして、ローソク足と移動平均線を表示して下さい。

まずはこれが基本です。

あとは、必要に応じてMACDやボリンジャーバンドなどその他のテクニカルを表示します。

ただし、表示しすぎると、チャートが見づらくなるため、あまりたくさんのテクニカルを一気に表示しないことをお勧めします。

2.株価の変動に着目し、トレンドに乗って利益を出す売買方法を知りたい

その①:どのようにして株価を見るか

ローソク足

ローソク足は様々なことを教えてくれます。

始値より終値の方が価格が高ければ陽線、逆に始値よりも終値の方が安ければ陰線。そして、始値と終値が同じであれば一本線や十字線となります。

陽線で実体が長ければ、上昇する力が強いことが分かり、逆に陰線で実体が長ければ、下落する力の強いことが分かります。

また、実体が短い時、株価は迷っていて、上昇、下降のどちらに動く可能性もあると考えられます。

他にもポイントはたくさんありますが、こういうことから1つずつ覚えていって下さい。

あとは毎日ローソク足を見ることで、だんだんと目が肥えて行きます。

そして、仕掛ける時は、順張りの場合、買いであれば前日のローソク足が陽線の時に前日の高値越えなどで買い注文を出します。

売りの場合は、前日のローソク足が陰線の時、前日の安値割れなどで売り注文を出します。

移動平均線

移動平均線は、日足チャートでは最初5日、25日、75日線の3つが基本設定になっているかと思いますので、この3つを表示します。

先ほども説明した通り、過去半年の動きが一目で見れるようにチャートの画面を調整して下さい。

そして、週足のチャートも同時に表示しますが、こちらは基本設定だと13週、26週、52週線となっていることが多いので、この3つを表示します。

こちらは、過去1.5~2年の動きが見れるように画面を調整します。

私は左側に週足チャート、右側に日足チャートを並べて、まずは週足で大きな株価の流れを確認してから、日足チャートで日々の動きを確認し、戦略を考えます。

売買代金

売買代金も非常に重要な要素となります。

なぜなら、売買代金の少ないものを買ったり売ったりした場合、反対売買する人がいなければ注文は成立しません。

そのため、例えば、株価が想定と反対の動きをした場合、すぐにロスカットしたいと思っても、反対売買してくれる人がいなければ、注文を出しても成立せず、ロスカットしたくてもできない状態となってしまいます。

こう考えると、株式というのは、相手がいて始めて成り立つものなので、自分以外の全てが競争相手となります。

買いたい時に買えて、売りたい時に売れるようにするためにどれくらいの売買代金があれば良いかと言うと、目安としては1日の売買代金が10億円以上あった方が良いです。

そして、ある1日だけ10億円以上あってもダメです。

過去の売買代金を見て、一番少ない日でも10億円以上あることが重要です。

負けたくないなら、絶対に売買代金の多い銘柄を選んでトレードするようにして下さい。

その②:トレンドの見分け方

上昇トレンド

上昇トレンドであると判断するためには、まず、日足の移動平均線を見て、5日、25日、75日線と上から順番に並んでいることを確認します。

次に週足を見て、13週、26週、52週線と上から順番にならんでいることが確認できれば、その銘柄は上昇トレンドにあると判断して良いでしょう。

下降トレンド

下降トレンドであると判断するためには、日足の移動平均線を見て、75日、25日、5日線と上から順番に並んでいることを確認します。

次に週足を見て、52週、26週、13週線と上から順番にならんでいることが確認できれば、その銘柄は下降トレンドにあると判断して良いでしょう。

横ばい

日足と週足を見ても、上記のようにはっきりとした動きがなく、上がったり下がったりして株価の方向性が読めないことがあります。

そういった時は横ばい状態と言います。

その③:利益を出すための売買方法

買いで入る時

先ほどの週足、日足を見て、その銘柄が上昇トレンドだと判断できる場合は、買いでエントリーします。

エントリーのポイントとしては、直近高値を超えたところか、もしくは前日の高値を超えたところなどとなります。

どちらが良いかは、人によりますので、まずはどちらかでデモトレードして検証し、その結果がプラスになれば、それをルールとして採用するのが良いでしょう。

空売りで入る時

売りで仕掛ける場合は、週足と日足を見て、その銘柄が下降トレンドと判断できる場合は、売りでエントリーします。

売りエントリーのポイントは、直近安値を割れたところか、前日安値を割れたところとなりますが、これも検証した結果を確認してどちらが良いか決めて下さい。

様子見する時

相場に方向性のない横ばい状態の時は、仕掛けてもほとんど上手く行きません。

いくらエントリーしてもすぐにロスカットになり、負けを取り戻そうと熱くなって再度仕掛けると、さらに負けを重ねることになります。

そのため、こういった横ばい相場では、何もしない、つまり様子見するのがベストです。

ポジションは買いと売りだけでなく、この様子見も立派なポジションの1つとなります。

様子見を上手く使うことで余計な損失を回避し、資産を守ることができるようになります。

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3.初心者に適した証券会社と銘柄選び、信用取引についても知りたい

その①:初心者に適した証券会社とは

手数料が安い

初心者に限らず、利益を少しでも積み上げるためには売買に伴って証券会社に支払う手数料をできるだけ抑えることが重要です。

そのため、手数料の安い証券会社を選ぶことは必須です。

スマホで簡単に取引ができる

次に大切なことは、スマホで簡単に取引ができることです。

スイングトレードでは日中相場を見る必要はありませんが、たまに注文を出し忘れたり、間違っていたりした時に、出先でもすぐに修正できることが重要です。

さらに、注文方法として、指値成行逆指値注文の3つができることも合わせて確認しておいて下さい。

プロも使っているおすすめの証券会社

手数料が業界最安値で、注文方法も揃っており、しかもスマホアプリも非常に使いやすいのがSBI証券です。

こちらの証券会社は、実際にプロも使っており、私自身もメインで使っているものとなります。

まだ口座開設されていなかったり、これから開設しようと考えている方は、こちらは必須となりますので、すぐに口座開設しておいて下さい。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

その②:銘柄選びの方法

日足と週足

これは繰り返しとなりますが、日足と週足の両方を見て上昇トレンドもしくは下降トレンドを描いている銘柄を探します。

トレンドが見て取れない銘柄については手掛けません。

あくまでもトレンドが発生していると思われる銘柄をピックアップするところから始めます。

売買代金

次に、売買代金のこれまでの推移を見て、最低でも10億円以上ある銘柄に絞り込んで行きます。

売買代金の少ない銘柄は、買いたい時に買って、売りたい時に売れないので、そういうものはどれほど良さそうなチャートを描いていても手を出してはいけません。

ティック回数

そして、ティック回数という売買が成立した回数を見て、ここも1000回以上あるものを選びます。

これくらいの回数がないと、積極的に売買されているとは言い難いため、おすすめできません。

このようにしてトレンド、売買代金、ティック回数と絞り込んで行くと、翌日仕掛けるべき銘柄が見えてきます。

ただし、重要なことは必ずデモトレードして検証して結果がプラスになることを確認してから実戦で資金を投入して下さい。

デモトレードでは、300回以上は繰り返すことをお勧めします。

これくらいやると、勝ちが続く期間と負けが続く期間の両方を経験でき、最終的に結果がどうなるか大体分かってきます。

その③:信用取引とは

信用取引とは

株式取引を行う上で、信用取引は危ないとよく言われます。

この信用取引というのは、証券会社にある一定の現金を担保として預け、株式売買に必要な現金や株式を借りて行うことです。

なぜ危ないかというと、自分で借りれる限界まで現金や株式を借りて勝負してしまう人がいて、負けた時に多額の損失を被って、相場から退場せざるを得ない状況に陥ってしまうケースがあるからです。

ですから、自分のルールなしで資金管理もせずに信用取引をするとリスクしかないということを理解しておかなければなりません。

空売りの方法

空売りというのは、実際に自分で保有していない株式を証券会社から借りて売り、決済期日までに買い戻して、その差額で利益を得ようとすることです。

つまり、高く売って安く買い戻すことができれば利益が出ますが、逆に安く売って、高く買い戻すと損失となります。

売りでエントリーする場合は、先ほど説明した通り、日足と週足の両方を見て下降トレンドと判断した場合、売りでエントリーします。

負けないための注意点

スイングトレードとは投資と異なり、売買の取引回数が多いため、負けるのが日常茶飯事でもあるのですが、重要なことは、負けた時の損失をできる限り抑え、勝つ時の利益をできるだけ多く取るということです。

負けた時の損失を抑えるための具体的な方法は、ロスカットです。

エントリーする前に、エントリー価格のみならず、利益確定とロスカットの価格も事前に決めておきます。

そして、それは何があっても絶対に守らなければなりません。

やってはならないのは、気分によって目標価格到達前に利益を確定したり、ロスカット価格に到達してもロスカットせずに持ち続けるようなことです。

勝っているトレーダーは、ロスカットが早いです。

ロスカットは迅速に、そして、利益確定は焦らない。

これを徹底すると、想定と反した動きをした銘柄はロスカットされてポートフォリオからなくなり、含み益の乗った銘柄だけがポートフォリオに残ります。

そして、目標価格に到達したものから利益確定されていくという流れになります。

このようにすると、損小利大が実現され、トータルで見ると利益が増えて行くようになります。

しかし、最初は負けが続くのは当たり前なので、まずは相場で生き残ることを目標として下さい。

まずは半年、次に1年生き残っていると、それなりに経験も積み上がっていくので、その経験を活かして、ルールを改善し、最終的に自分なりの勝てるルールに辿り着けます。

ここまで到達するのにどれくらいかかるかは、人によって異なりますが、私は3年かかりました。

もちろん早い人はもっと時間をかけずに勝てるようになることもありますし、検証作業などを面倒臭がってやらず、ルールもないことで数年間負け続け、ようやく検証作業などの重要性に気付いた結果、7年経ってようやく勝てるようになれたという人もいます。

スイングトレードでは、人と比較しないことも継続するために重要な要素となります。

自分と向き合って、相場で生き残り続け、そして勝てるトレーダーの仲間入りを目指して下さい。

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