難しいスイングトレードで勝つための効果的アドバイス【実証済み】
スイングトレードが難しくても勝てるようになりたい人「スイングトレードは難しいと言われるが、本業が忙しくても勝てるようになりたい。スイングトレードにおける銘柄選びのコツと購入・売却などのタイミングを知りたい。
スイングトレードに向いていて、使いやすく手数料の安い証券会社で取引がしたい・・・」
このような疑問に対して答えます。
本記事の内容
- 1.スイングトレードは難しいと言われるが、本業が忙しくても勝てるようになりたい
- 2.スイングトレードにおける銘柄選びのコツと購入・売却などのタイミングを知りたい
- 3.スイングトレードに向いていて、使いやすく手数料の安い証券会社で取引がしたい
この記事を書いている私は日中は企業で懸命に働く現役の会社員でスイングトレード歴は8年。最初の3年間は負けっぱなしだったが、それでも諦めずに学習と検証を繰り返した結果、その後毎年、年間トータルで勝てるようになった私が解説します。
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1.スイングトレードは難しいと言われるが、本業が忙しくても勝てるようになりたい
その①:スイングトレードが難しい理由
準備が不十分
相場は百戦錬磨のプロがひしめき合う非常に厳しい戦いの世界です。
初心者はスイングトレードが儲かると聞くと、いきなり何の準備もなく相場に飛び込んでいきます。
これこそが初心者が負ける最も大きな理由です。
相場に入る前には半年くらいしっかりと準備を整える必要があります。
そんなに長いのかと思うかもしれませんが、むしろもっと準備に時間をかけても良いくらいです。
なぜなら、実際にお金を投入してみれば分かりますが、初心者が相場に入ると、あっという間に資金は減って行きます。
ですから、実際にトレードする前に、しっかりと準備をすることによって、余計な損失を防ぎ、
難しい相場でも効果的に利益を上げることができるようになります。
ルールがない
先ほど、準備が必要と言いましたが、その準備とは何かと言うと、自分のルールを作ることです。
ルールを作るには、非常に時間が掛かります。
なぜなら、デモトレードをして、実際に結果がプラスになるかどうかを検証しないといけない
からです。
結果をプラスにするまでには当然ながら試行錯誤が必要となります。
まずはどんな簡単なでも良いので、どのテクニカル分析を使い、いつ買って、いつ売るのか、もしくは、いつ売って、いつ買い戻すのか、さらには1回のトレードにどれくらいの資金を投入するのかも決めないといけません。
買いと売りのエントリーとエグジット条件、そして資金管理のルールです。
1回のトレードに全資金を投入したら、もしそれが上手く行かなかった場合、即退場となってしまいます。
ですから、そのようなことにならないためにも1回のトレードにどれくらいの資金を投入し、どれくらいの損失を被ったらロスカットするかを厳密に決めておかないとならないのです。
自己規律を守れない
初心者が負けるもう1つの典型的な理由は、せっかく作ったルールを守らないということです。
相場ではいつどれだけ買おうが、売ろうが、利益確定しようがしまいが、塩漬けにしようが、誰も何も言ってくれません。
あなたがどれだけの損失を出そうが誰も助けてはくれないのです。
それどころか、相場ではあなた以外は全員敵なので、あなたの資金を虎視眈々と狙っている人が大勢います。
だからこそ、スイングトレードでは、自分のルールだけはしっかりと守って難しい相場でも一貫した行動を取り、かつ後に検証できるようにしておかないといけません。
相場で生き残るためには、何があっても絶対に自分で作ったルールを守って下さい。
その②:忙しい会社員ならではの取り組み方
帰宅後と隙間時間で作業する
最初から十分な時間と資金があって相場に入って来るような人はほとんどいません。
会社員でも大きな資産を築こうと思い、忙しい身でも何とか頑張ってトレードで儲けようとして日々努力している方がたくさんいらっしゃいます。
そして、その中から成功された方もたくさんいらっしゃいます。
ということは、会社員で株式トレードを始めようとしていることが大きなデメリットということではありません。
通常、そこからがスタートポイントなのです。
つまり、日中は働いていて、疲れて帰ってから将来のために奮起して努力する。
そして、電車の中や隙間時間、土日の空き時間を最大限トレードの学習や検証に充てる。
忙しいのは当たり前。
だから、どうやってその忙しい生活の中でもトレードに充てる時間を捻出できるかが成否を分ける大きなポイントとなるわけです。
毎日取引しない
我々スイングトレーダーは、デイトレードと異なり、毎日取引する必要はありません。
エントリーしてから数日、もしくは数週間で決済するのが我々のスタイルなので、焦って毎日エントリーしなくても良いのです。
調子の良い収穫時期であれば、毎日エントリーするのもありですが、逆に調子の悪い時、ドローダウン時期は絶対に毎日取引しないで下さい。
そういう時は、やればやるほど損失が膨らみます。
そのため、勝ちが続く時は毎日取引しても良いが、調子の悪い時は、毎日取引せずしばらく様子見して損失を抑えるようにして下さい。
また、仕事が繫忙期などでトレードに十分な時間を充てられない時もやらないで下さい。
しっかりと銘柄のスクリーニングができない時はやってもうまく行きません。
トレードをやることはあくまでも資産を増やすための手段なので、手段を目的化してはいけません。
焦らず長期的に取り組む
株式スイングトレードを始めてすぐに成果の上がる人などほとんどいません。
短期的に勝ったとしても、それが長続きすることはありません。
まずは何があっても生き残ることを目指します。
そして、難しい相場で半年、1年と生き残ることができたら、次は勝てるようになることを目指します。
トレードで勝ち続けられるようになるまでには時間がかかります。
勝ち続けるというのは、たくさんの損失を繰り返し、勝率が低くても、その1回の勝ちで大きな利益を出し、全てのトレードを合計すると、プラスの結果になるということです。
全てのトレードというのは、最初は年間合計で大丈夫です。
私は勝率28%程度ですが、それでもほぼ毎月勝っています。
もちろん、負ける月もあります。
しかし、年間合計で見ると毎年勝ち続けています。
これは損小利大を徹底しているからです。
しかし、最初の3年間は負け続けたので、ここまで辿り着くにはそれなりに時間が掛かりました。
なので、あなたもスイングトレードを始めて、難しい相場で最初から勝てるようになると期待しないで下さい。
3~5年くらいで徐々に勝てるようになれれば良いくらいの感覚で取り組むと、過度な期待を持たないので、結果的に継続できると思います。
このように長期的なスタンスで取り組んで下さい。
その③:スイングトレードで勝てるようになるためには?
地道な作業を行う
勝つために必要なことは、何度も繰り返して述べますが、自分のルールを作ることです。
自分のルールを作るためには、まずはどんな簡単でも良いのでエントリーとエグジット、どれくらいの資金を投入するかなどとりあえずのルール(たたき台)を作って、デモトレードでそれを300回以上繰り返して、どのような結果が出るかを検証します。
これこそが勝てるトレーダーになるための最初にぶつかる大きな壁です。
これなしで勝てるようになどなれません。
ものすごく地道な作業ですが、私はこれを面倒臭がって最初にやらなかったことで、大きな損失を出してしまいました。
しかし、その地道で辛い作業と向き合って自分ルールができてからは、感情的なトレードや他者のお薦め銘柄に安易に手を出すようなことはしなくなり、余計な損失を出さなくなりました。
なので、まずはここから取り組んで下さい。
トレードでは、他者から学ぶよりも自分で繰り返して検証して学習することが最も大切です。
損小利大を狙う
難しいスイングトレードで勝つためには、損失を抑えることです。
なぜなら、トレードでは負けることが当たり前なので、とにかくロスカットを早めに実行して損失をできるだけ小さくします。
そして、含み益が乗った時は、その含み益欲しさに焦って利益確定してはなりません。
自分が決めた目標価格までは持ち続けること。
この目標価格の考え方ですが、ロスカットした時の損失額を1とした時、うまく想定方向に株価が動いて利益を手にする時、その比率が3以上となるように設定して下さい。
損失:利益 = 1 : 3
このように勝った時に大きく利益が取れることが大切です。
これを徹底することで損小利大が実現できます。
もちろん、途中まで含み益が伸びて、ある時株価が逆方向に動いてロスカットになってしまうこともあります。
でも、それで良いのです。
利益を伸ばせないと、損失ばかりが続いて、トータルで負けてしまうことになります。
年間トータルでプラスの利益を狙う
毎日、毎週、毎月勝てなくても全く問題ありません。
負けてばかりが当たり前なので、時には20連敗してしまうような時も必ずあります。
しかし、毎月勝たなければならないと思い込んでいると、焦りから資金管理やロスカットを無視した無理なトレードに手を出し、結果負けてしまうこともあります。
ですから、とにかく長期的な目線で、年間トータルでプラスになればラッキーくらいの感じで取り組むのが大切です。
2.スイングトレードにおける銘柄選びのコツと購入・売却などのタイミングを知りたい
その①:銘柄選びのコツ
どれくらいの銘柄を監視すべきか?
毎日、売買代金の多いものから順に300~500銘柄くらいのチャートをチェックするようにして下さい。
最初は時間が掛かるかも知れませんが、毎日見続けて慣れてくると、1時間掛からずにチェックできるようになります。
これだけの銘柄の動きを日々監視していると、相場全体の動きや、どのセクターに資金が流れ込んでいるのかが分かるようになってきます。
銘柄はどのようにして選ぶか?
銘柄選びで基準にすべきは常に自分のルールです。
自分で決めたルールに照らし合わせてエントリーできそうか、そうでないかを判断します。
その時々によって条件を変えてはいけません。
常に一貫したルールに従ってエントリー可否の判断をして下さい。
つまり、300~500銘柄から自分のルールに照らし合わせて絞り込み、次に資金管理もした上で、
エントリーする銘柄を決めて下さい。
注意事項
銘柄選びの際にエントリーできる銘柄がたくさんあるからと言って、信用枠を全て使ってしまってはなりません。
エントリーした銘柄が思った方向に動かなかった場合、大きな損失を出してしまうことにつながるからです。
そして、トレードでは、ほとんどの場合、株価が想定方向に動くことはありません。
逆に、相場の動きが思わしくなく、1つもエントリーできそうなものがない時もあります。
そういう難しい時に無理してエントリーしてもいけません。
ルールから外れた取引は必ず身を滅ぼし、相場から退場せざるを得ない状況につながります。
その②:スイングトレードに適したテクニカル分析
ローソク足
スイングトレードで見るべきものとして、最も基本的なものはローソク足です。
ここでの注意点は、日足だけでなく、必ずそれよりも長い時間枠、つまり週足も見ることです。
両方の時間軸を見ることで、より正確に株価の動きや流れを見ることができます。
特にスマホでチャートを見ていると、PC画面で見た時、チャートの見え方が異なるので、チャートは必ずPC画面でも確認することが必要です。
PC画面に表示するチャートしては、auカブコム証券のkabuステーションが一番見やすくて高機能で、しかも無料で使えます。
このkabuステーションを使うためだけでも良いので、口座開設されることをお勧めします。
移動平均線
次の基本的なテクニカルとしては移動平均線です。
これは3つの線、5日線、25日線、75日線を表示しているのが標準的であり、この3つが表示されていなければ表示させて下さい。
これを見ることで、現在の株価が全体の流れの中でどの程度の位置にあるのか把握することができます。
様々なテクニカルが存在しますが、まずはこの2つくらいは抑えておくと良いでしょう。
様々なテクニカル分析を使う必要なし
テクニカル分析には、トレンドライン、グランビルの法則、エリオット波動、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、ストキャスティクス、フィボナッチの法則・・・とテクニカル分析は色々とあります。
初心者はとにかく多種多様なテクニカル分析を覚えて使いこなさないと勝てないのではないかと思ってしまうことがあります。
しかし、複雑なものや多種多様なものを使いこなせば勝てるわけではありません。
使用するテクニカル分析が増えれば増えるほど複雑になり、エントリーサインも出なくなります。
私も様々なテクニカル分析を学びましたが、実際に使っているのは3つほどです。
なので、複雑なものよりも得意なものを見つけて、それに精通して行けば良いのです。
その③:購入と売却の適切なタイミング
いつ買うのか?
買う時はまず2つあります。
買いでエントリーする時と、売りでエントリーして買い戻す時です。
まず、買いでエントリーするタイミングとして注意したいのは、下落している最中の銘柄を買うことです。
少しでも安く買いたいと思うかもしれませんが、落ちてくるナイフを掴むようなことになりかねません。
売りから入った場合は、ロスカットで買い戻す時です。
この場合は、ルールに従って損切りするだけです。
いつ売却するか?
売る時も2つあります。
売りでエントリーする時と、買いでエントリーして利益確定、もしくは損切りする時です。
こちらもそうですが、売りでエントリーする場合は、初心者のうちはトレンドに逆らわないのが無難です。
買いでエントリーする場合は、含み益が乗っても利益確定を焦って売らないこと、そして、含み損になった場合は、自分で決めたロスカットラインに達したら問答無用で損切りすることです。
エントリー前に全てを決める
トレードにおいては、エントリーする前に、いつどのタイミングでいくらでどれくらいエントリーするか、そして、どれくらいの価格になったら決済するのか、全て決めておきます。
それが決まっていない状態でエントリーしてはいけません。
いつ買うのか、売るのか、そしていつ決済するのかが決まっていないと、その時々の感情でトレードすることになり、あとで振り返って検証することもできなくなります。
そのため、エントリー前に全てを決めて、一旦決めたら絶対にその通りにトレードして下さい。
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3.スイングトレードに向いていて、使いやすく手数料の安い証券会社で取引がしたい
その①:スイングトレードに向いている証券会社
スマホで取引できる
我々ビジネスマンがスイングトレードをする場合、日中に株価をチェックできるだけでなく、間違って出した注文を訂正したり、出し忘れたロスカットなどの注文があっても、気付いたらすぐに注文できることが必要です。
さすがに仕事のパソコンで証券会社にアクセスするわけにもいかないので、スマホで取引できることが必須となります。
手数料が安い
次に重要なのが手数料です。
手数料を抑えることで、利益改善および損失の減少にもつながります。
トータルでプラスの利益が出るルールができたら、あとはそれをひたすら繰り返すことで利益を
積み上げることが大切。
しかし、そこで手数料が高いと、せっかくの利益が削られてしまいます。
また、最初のうちはなかなか勝てませんので、そこで手数料がかさんでしまうと、損失に加えて、さらに資産を減らす要因となってしまいます。
その他注意点
他には、顧客満足度の高いところの方が良いです。
これはネットの口コミで評価が高く、SNSなどでも多くのトレーダーが使っている証券会社を選ぶのが良いです。
多くの人に使われていて口コミでも高評価を得ているということはそれなりの理由がありますので、そういうところを選ぶと間違いはありません。
その②:使いやすい証券会社とは
チャートが見やすい
チャートが見やすいことはとても重要です。
我々は毎日チャートを見るため、それが見にくいとなると、大きなマイナス要因となります。
ただし、いくらチャートが見やすくても、表示する画面が小さくては銘柄選びの判断がしづらくなるので、できるだけ外付けのディスプレイなどに映して見るのがベストです。
逆指値注文ができる
ビジネスマンがスイングトレードをする場合、当然ながら日中ずっと相場に張り付いていることなど不可能です。
ですから、エントリー前に全てを決めており、エントリーやロスカット条件が揃ったら注文が
自動的に発動するように準備しておくことが必要です。
そのため、エントリーの値段を指定する指値注文は当然のことながら、自分で設定した値段以上になったら買い、自分が設定した価格以下になったら売りという注文が出せる方法です。
これはエントリーおよびロスカットで使うことができます。
例えば、現在の株価が950円で、960円以上になったら買いを発動してエントリーするとか、950円で買った銘柄が920円以下になったらロスカットの売りが発動するというような注文方法です。
売りであれば、現在950円の銘柄が940円以下になったら売りが発動してエントリーするとか、950円で売った銘柄が970円になったらロスカットの買い戻し注文が発動するというようなものです。
特にこれはロスカットにおいては重要です。
逆指値でロスカット注文を最初に出しておけば、感情を一切挟まないので、ルール通りに即時ロスカットができるようになります。
ダブル注文ができる
ダブル注文とは、例えば買いでエントリーした場合、株価が上昇して目標価格に達したら利益確定し、逆に株価が下落してロスカット価格に達したら損切りの売り注文が発動するというものです。
売りの場合は、株価が下落して目標価格に達したら買い戻しの注文が発動し、逆に上昇してロスカットの価格に達したら損切りの買い戻し注文が発動します。
つまり、利益確定とロスカットの両方の注文を同時に出せる注文方法のことです。
これを使うことで、目標価格に達した場合は自動でしっかりと利益を確保でき、損失は自動で限定することができるようになります。
そのため、このダブル注文も日中相場に張り付いていることのできない我々にとって非常に大切な注文方法となります。
その③:おすすめの証券会社
SBI証券
ここまで様々な条件を紹介してきましたが、上記を全て満たしていて、実際に私がメインで
何年も使っているのがSBI証券です。
この証券会社はプロのトレーダーも愛用しており、PCはもちろん、スマホでの取引も非常に操作がしやすいです。
通勤時間もこのSBI証券のスマホアプリを見ながら相場情報を入手しています。
私は、様々な証券会社に口座を持っておりますが、これまで色々と使い比べてきて、一番使い勝手が良く、手数料が安かったため、ここがメインとなりました。
ここはスイングトレードをやるにあたって外すことのできない証券会社です。
auカブコム証券
次は、先ほど本文中でもお勧めしたauカブコム証券です。
ここは、「kabuステーション」という見やすく高機能なチャートツールを無料で使うことができます。
私はPCで銘柄のスクリーニングをする際は、必ずこのauカブコム証券のチャートで見ています。
数多くの銘柄の証券コードをこのチャートツール上にコピペすることで簡単に登録することができ、それらの銘柄のチャートを1クリックで次々と見ていくことができます。
私はこのチャートを使って毎日、数百銘柄をスクリーニングしていますが、このツールによって日々の銘柄選びに掛ける時間を以前と比べて大きく短縮することができています。
また、これまで有料、無料含め様々なチャートツールを使ってきましたが、PC画面で使うチャートとしては、このkabuステーションが間違いなく最も使いやすいですし、無料で使えるのは本当にありがたいです。
ここをメインの証券会社としても良いですし、そうでなくても口座開設だけして無料で高機能なkabuステーションのチャートを使うのもお勧めなので、ここも是非ご活用下さい。