【結論】スイングトレードに適した銘柄スクリーニング方法はこれだ!
スイングトレード銘柄のスクリーニング方法を知りたい人「スイングトレードに適した銘柄のスクリーニング基準と方法を知りたい。銘柄選択の手法や売買タイミングを知りたい。サラリーマンで初心者が注意すべき点を抑えて損したくない・・・」
このような疑問に対して答えます。
本記事の内容
- 1.スイングトレードに適した銘柄のスクリーニング基準と方法を知りたい
- 2.銘柄選択の手法や売買タイミングを知りたい
- 3.サラリーマンで初心者が注意すべき点を抑えて損したくない
この記事を書いている私は日中は企業で懸命に働く現役の会社員でスイングトレード歴は8年。
毎日仕事から帰って来てからスイングトレードで手掛ける銘柄のスクリーニングをして翌日の仕掛けを行い、自分なりの方法で毎年、年間トータルでプラスの利益を出し続けている私が解説します。
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1.スイングトレードに適した銘柄のスクリーニング基準はこれだ!
その①:スイングトレードに適した銘柄とは
十分な売買代金がある
スイングトレードに適した銘柄とは一体どのようなものでしょうか?
スクリーニングにおいてまず大切なことは、買った後にいつでも売れる、空売りしたら、いつでも買い戻せることです。
もし、これができないとなると、エントリー後にせっかく含み益が乗っても利益確定できず、逆に含み益が増えてしまっても思うようにロスカットできなくなります。
そのような状況に陥ることを避けるには、活発に取引されている銘柄を選択する必要があります。
活発に取引されているとは、つまり、十分な売買代金があることです。
どれくらいが十分かと言うと1日あたり最低でも売買代金が10億円以上ある銘柄であれば、問題ありません。
過去の値動きデータがある
スイングトレードでは、過去の値動きを参考にしてこれからの動きを想定して仕掛けます。
ということは、過去の値動きデータ、つまり、チャートが見られることが前提条件となります。
上場して間もない銘柄だと、値動きのデータが少ないため、手掛けるべきかどうか判断ができません。
そのため、せめて上場してから2年以上経過している銘柄を選ぶのが良いでしょう。
Tick回数
スイングトレードの銘柄スクリーニング時には、Tick回数も見ておく必要があります。
このTick(ティック)とは株の値動きにおける最小単位のことで、約定した回数をTick回数と言います。
売買代金と同様、Tick回数が多いと活発に取引されている銘柄だと判断できます。
私は売買代金とこのTick回数を見て、手掛けるべき銘柄かどうかを判断しています。
Tick回数は1日当たり最低でも1,000回以上あれば問題ありません。
その②:スイングトレード銘柄のスクリーニング方法
上昇銘柄
スイングトレードで手掛ける銘柄とは、特に初心者は買いでエントリーするのがほとんどなので、まずはどういう銘柄を買うかについて説明します。
買うということは、上昇して利益を出すことが目的となりますので、どういう銘柄が上昇しやすいかについて考える必要があります。
まずは、上昇している銘柄を選ぶのが良いでしょう。
これまで上昇してきた銘柄があれば、その上昇の動きに上手く乗って利益を出すのがベストです。
これは順張りと言って、株価の動きに合わせてトレードする方法です。
買いであれば、上昇銘柄を選んで買いでエントリーすることを検討します。
下落銘柄
スイングトレードで手掛ける銘柄は買いだけで仕掛けるわけではありません。
空売りでもエントリーして利益を出すことができます。
空売りというのは、証券会社から株を借りて売り、株価が下がったら安く買い戻して利益を出します。
空売りするためには、信用取引ができる必要があります。
つまり、株価が下降している銘柄をスクリーニングして選び、その下落の動きに合わせて空売りでエントリーすることを検討します。
これも株価の動きに合わせた順張りの手法となります。
手掛けない銘柄
こちらも重要なのですが、手掛けないものもあります。
それは、上記に当てはまらないもの、つまり上昇でも下落でもない銘柄のことです。
具体的に言うと、株価が横ばいの動きをしていて値動きが少ない銘柄です。
そもそもトレードとは、値幅が出ないと利益を出すことができないものなので、少し上がって少し下げるような動きをしているものでは利益を出すことはできません。
そのため、こういう銘柄は選びません。
その③:毎日の具体的なスクリーニング作業
売買代金の多いものから確認
先述の通り、スイングトレードで手掛ける銘柄は売買代金が10億円以上のものなので、スクリーニング時は売買代金の多いものから順番に見て行きます。
それでも数百銘柄は見る必要がありますので、慣れるまではそれなりに時間が掛かると思いますが、これを毎日見ることは非常に大切です。
これをすることで、どのセクターに資金が集まってきているかも分かるようになります。
トレンドを見る
スイングトレードで手掛ける銘柄のスクリーニングで見るべきもので大切なのが、トレンドです。
上昇トレンドなのか、それとも下降トレンドなのか、それとも横ばいなのかを自分なりに見極める必要があります。
まず、上昇トレンドの銘柄を探すにはどうすれば良いかと言うと、パソコンの画面で週足と日足の2つのチャートを表示します。
スイングトレードでは、日足だけでなく、週足も同時に見ることで、トレンドの把握がより正確になります。
週足と日足の両方を表示するにはPCの画面1つだけでは全てを見渡せないため、複数の外付けディスプレイを持っていた方が良いです。
お薦めのディスプレイは、22インチ以上のものです。
また、チャートはauカブコム証券に口座開設すると無料で使えるようになるkabuステーションが非常に見やすくて高機能なので、おすすめです。
次のステップとしては、週足、日足共に上昇トレンドのチャートを描いている銘柄を探していきます。
個別銘柄で上昇トレンドだと判断するためには、まず週足から確認していきます。
週足で過去1.5~2年くらいが見えるようにチャートを表示します。
そして、そのチャート上に移動平均線を3本表示します。
通常の設定だと、13週、26週、52週が表示されるはずです。
そのチャートを見た時に過去1.5~2年で右肩上がりになっているかどうか確認します。
右肩上がりになっていた場合、次に移動平均線の並びが短期のものから上から順に13週線、26週線、52週線と並んでいることを確認します。
次に日足を見ていきます。
日足で過去半年分くらいが見えるようにチャートを表示し、次に移動平均線を3本表示します。
日足は通常、5日、25日、75日が設定されていると思います。
まずはチャートが過去半年間で右肩上がりになっているかどうかを確認します。
次に移動平均線を見ます。
日足の移動平均線は、上から順に5日線、25日線、75日線と並んでいることを確認します。
週足、日足共に上記のようなチャートと移動平均線の並びになっていることが確認出来たら上昇トレンドと判断して良いかと思います。
上昇トレンドの見分け方は上記となりますが、スイングトレードにおけるスクリーニングでは、同時に空売りで仕掛けられそうな銘柄、つまり下降トレンドになっているものも見て行きます。
下降トレンドの銘柄を探すのは、上昇トレンドの時の手順と同様、週足と日足の両方のチャートを表示します。
そして、その両方のチャートが右肩下がりになっている銘柄を探していきます。
下降トレンドの場合も、週足で過去1.5~2年くらいが見えるようにチャートを調整して表示し、次に移動平均線を表示します。
そして、過去1.5~2年で右肩下がりのチャートを描いている銘柄を見つけます。
次に移動平均線の並びが長期のものから上から順に52週、26週、13週と並んでいることを確認します。
次に日足を見て、過去半年分くらいが見えるようにチャートを表示し、次に移動平均線を3本表示します。
まずはチャートが過去半年間で右肩下がりになっていることを確認します。
次に移動平均線を見ます。
日足の移動平均線は、上から順に75日線、25日線、5日線と並んでいるかどうかを確認します。
週足、日足共に上記のようなチャートと移動平均線の並びになっているなら下降トレンドと判断して良いかと思います。
自分のルールに沿って注文を入れる
トレンドを把握したら、次は注文を入れることになりますが、ここで重要なのは、自分の売買ルールに基づいて注文を入れるということです。
上昇トレンドだから買い、下降トレンドだから売りという単純なものではなく、上昇トレンドで、かつ自分のルールでも買いのサインが出ているから買い、下降トレンドで、
かつルールで売りのサインが出ているから売りという形で最終的はエントリーの判断は自分の売買ルールということになります。
2.銘柄選択の手法や売買タイミングを知りたい
その①:基本的なテクニカル分析
ローソク足
銘柄を選択するには、最低限のテクニカル分析を知っておく必要があります。
テクニカル分析を知っているから勝てるわけでは決してありません。
しかし、これを知らないと、そもそもいつエントリーすべきかというきっかけを得ることができません。
まず最初に知っておくべきテクニカル分析はローソク足です。
ローソク足とは、簡単に言うと、1日の取引時間内における株価の値動きを1本のローソクのような形で表したものです。
これを見ることで、始値と終値だけでなく、その日の高値や安値も分かりますし、陽線であれば、その日の株価は上昇、陰線であれば、その日の株価は下落したことが分かります。
ローソク足はその形やいくつかの組み合わせによって、様々な意味を持ちますので、それらについては知っておくと良いかと思います。
トレンドライン
次に知っておくべきテクニカル分析としては、トレンドラインとなります。
先ほど、上昇トレンドと下降トレンドについて説明しましたが、このトレンドラインをチャート上で引けるようになると、さらにトレンドを把握しやすくなります。
トレンドラインは一見簡単なようですが、これも学習してから繰り返し練習しないと上手く引けるようになりませんので、これもしっかりと押さえておきましょう。
その他
スイングトレードのスクリーニングで使えるテクニカル分析には、これ以外にも移動平均線、MACD、ストキャスティクス、RSI、ボリンジャーバンドなど様々なものがあります。
どれを使えば勝てるというものではなくて、あくまでも自分が使いやすいと思われるものを選んで下さい。
私は以下の書籍で一通りテクニカル分析について学び、そこから使いやすいものを選びました。
これは非常に参考になりますので、おすすめです。
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
その②:ベストな売買タイミング
自分の売買ルールを作る
株式銘柄のトレンドが分かってきたら、先述の通り、次は注文することになります。
しかし、いつ買うのか、または空売りするのか、そして、いつ利益確定し、ロスカットするのかという問題があります。
これについては、先ほど自分の売買ルールに基づいて注文すると書きました。
つまり、まず最初に準備すべきものは自分の売買ルールなのです。
自分の売買ルールというのは、まさにこの注文のタイミングや方法を規定したものです。
先ほど紹介したテクニカル分析の書籍などを読んで、自分なりに使えそうなものを選んで、それがどのようなサインを出したらどれくらいの資金でエントリーするのか、そして、いつ、どのようなタイミングで利益確定やロスカットするのかという自分なりのルールを作ります。
最初は不安かも知れませんが、まずはどんな簡単なものでも良いので自分なりにルールを作ってみて下さい。
スイングトレードでのスクリーニングでは、銘柄を選ぶ際にテクニカル分析を2つか3つ組み合わせると良いです。
勝つためのルール作りについては、以下書籍が参考になります。
テクニカル分析は簡単なものでも十分勝てます。
私もスイングトレードを始めた最初の頃はスクリーニングで様々なテクニカル分析を使ってみましたが、最終的にはシンプルなものに落ち着いて、それで勝てるようになりました。
ここでの注意点は、売買ルールができても、いきなり相場で実践してはならないということです。
検証する
自分の売買ルールができたら、次にやるべきことはそのルールでのデモトレードです。
デモトレードというのは、つもり売買のことです。
実際にお金を投入することなく、エントリー日と建玉数、決済日などを記載してデータを蓄積していくことです。
試行回数としては300回ほど実施するのがベストです。
途中で負けが続くフェーズがありますが、これはどのようなルールでも訪れるものなので、負けが続いたからと言って、途中でルール変更しないで下さい。
どんな小さいルール変更もしてはなりません。
最後までやり切ることが大切です。
それで最終的にプラスの利益が出るなら、そのルールを採用しますが、最初からプラスになることはほとんどありません。
300回のデモトレードで結果がマイナスだったら、そのルールを改善して、再度同じプロセスを繰り返します。
そして、最終的にプラスの利益が出るルールができるまで続けます。
これはスイングトレーダーとして絶対に乗り越えるべき最初の関門です。
相場で実践する
デモトレードで最終的にプラスの利益が出た売買ルールができたら、次はそのルールを相場で実践します。
ここでもまた300回はトレードを繰り返します。
これをすると分かりますが、ほとんどの場合、デモトレードの結果よりも悪くなります。
それでもプラスの利益が出たなら、あとはそれを繰り返して利益を積み上げていくだけです。
途中で何か改善点を思い付いた場合は、またそれをデモトレードで試してみて、最終的に現在のルールよりも良い成績が出るならそちらを採用します。
その③:絶対に儲かる方法などない
トータルでプラスの利益が出るルールでトレードする
スイングトレードで絶対に勝てる銘柄を当てるスクリーニング方法などありません。
結局は、自分で検証して作り上げたルールで勝つしか道はないのです。
他の人から銘柄探しの方法を習おうとすると、結局は高いお金を払って商材を買ったり塾などに入り、結果全く儲からないどころか、大きな損失を出して、最悪の場合再起不能となります。
スイングトレードで勝ちたいなら、自分以外の誰かに安易に答えを求めないことです。
つまり、どれだけ大変で、どれだけ長い時間が掛かっても自分で地道な検証作業をしてトータルでプラスの利益が出るルールを作り上げ、それを実戦して資産を積み上げて行くのが王道です。
最初から儲かるほど甘くない世界
スイングトレードを始めた時は、すぐに儲かることを期待して始める人がほとんどですが、それは絶対に無理です。
まぐれで勝てたとしても、それが長続きすることはありません。
トータルでプラスの利益が出るルールが出来たとしても、最初にドローダウン時期を迎えてしまうと、トレードするたびに負けが続きます。
検証作業でドローダウン時期があることを分かっていても実際に資金を投入して、それが減っていくと、感情が動き、冷静でいられなくなります。
しかし、これも乗り越えるべき1つの壁です。
なので、最初は負けが続くのは当たり前と割り切って相場に入った方が良いでしょう。
インターネット情報に振り回されない
インターネット情報やSNSをこまめに見る人が陥りやすいのが、情報の罠です。
インターネットに溢れかえる様々な耳障りの良い情報に振り回されることです。
有名トレーダーがお勧めしている銘柄などを見ると、せっかく自分のルールを持っていても、その銘柄で儲かることを期待して、ルールにない取引をして、結局は損失を出してしまいます。。
相場に絶対などありませんし、どんな有名な人でも間違えることはありますので、インターネットに出回っている銘柄情報に頼ってトレードしないのがベストです。
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3.サラリーマンで初心者が注意すべき点を抑えて損したくない
その①:初心者が陥りやすい罠
ロスカットできない
初心者はロスカットに苦痛を感じてしまいます。
ロスカットすると損したと思うかもしれませんが、そうではなく、それ以上の損失(ロス)を被るのを自ら防いだ(カット)ということです。
だから、損失を最小限に抑えられたと考えて下さい。
もちろん、その後株価が戻って、持っていれば良かったと思うこともあるかも知れませんが、それは結果論です。
逆に、そのまま損失が膨らみ続けてしまう可能性も十分にあります。
最初はロスカットに苦痛を感じたとしても、経験を積んで行けば、そのように感じることも次第になくなって行くのでロスカットは必ず実行して下さい。
勝てるようになりたいなら、自分のルールで決めた通りにちゃんとロスカットできるようにならないといけません。
資金管理をしない
次に初心者に典型的なのは、資金管理をしないことです。
負けが続くと、その負けを取り戻そうとして、つい資金管理をせずに、信用取引を使って全力でトレードしてしまったりします。
こういうことをすると、負けた時に、その損失額は自身の資産の大半を減らすくらいの金額となり、そのダメージでトレード続行不可能となってしまいます。
ロスカットと同じくらい資金管理は大切だということを念頭においてトレードして下さい。
感情的なトレードをする
自分にとって最大の敵は自分自身、つまり自分の感情です。
トレードでは大きく儲かることもあるかも知れませんが、逆に大きく負けてしまうこともあります。
そういう時こそ冷静にならなければなりません。
勝った時も有頂天にならず、負けた時も落ち込まない。
これが大切です。
勝ったとしても、どうせその後負けが続く時期が来るので、その利益をそのまま保持することなどできないのです。
逆に負けていても、ルール通りにトレードしていれば、勝てる時もまたやってきます。
なので、負けたからと言って、あなたがトレーダーとして不適格だということではありません。
なので、勝っても負けても感情的にならないのが理想なのですが、残念ながらその境地に至るまでには、それなりの経験が必要なので、まずは感情が動いた時は少しトレードから離れるなど工夫をしてみて下さい。
その②:損をコントロールする
損失を抑える
スイングトレードの銘柄をいくらスクリーニングしても負ける時は負けます。
誰も負けるつもりでトレードしている人などいませんがだからと言って毎回勝てることなど絶対にありません。
なので、いくら時間をかけて銘柄のスクリーニングをして選んだものだとしても、想定と反対の動きをしたらきちんとロスカットして下さい。
きちんと損失を抑えていれば、勝てる時期、つまり、収穫時期に入った時に、それまでの損失を取り戻し、それ以上の利益を手にできます。
だから、エントリーしてもダメならすぐに諦めてロスカットして損失を抑えて下さい。
損小利大
ルール作りで大切なこととして、ロスカットと利益の割合の設定があります。
それは、損失を1とした場合、利益は3以上にすることです。
損失:利益 = 1:3
このことをリスク・リワードと言います。
リスク・リワードが1:3以上になっていないと、そもそもトレードでは負けが多くなるのは当たり前なので、勝った時の利益が少なく、それまでの損失を取り戻すことができなくなります。
つまり、少ない勝ちでもできるだけ大きな利益を手にして、負けた分の金額を少しでも取り戻せるようにしておくことが大切です。
私の場合、勝率は28%程度ですが、それでも年間トータルでプラスの利益を出すことができるのは、このリスク・リワードが1:3以上になっているからです。
上手に負けて利益を最大化する
勝つためには、エントリーして上手く行かないなら、サッサとロスカットし、含み益が乗ってきたものは目標価格まで利益を伸ばす。
これが上手くできてくると、自分が持っているポートフォリオは含み益が乗った銘柄だけが残ります。
それで収穫時期に入ると、自分のポートフォリオの含み益の合計が日々どんどん大きく増えていくという状況になります。
このような状況を経験するためには、まずはロスカットに長けることが必要。
つまり、上手くロスカットできるようになれば、相場で長く生き残ることができるようになることはもちろん、含み益の乗った銘柄だけを残せるようにもなり、最終的に大きな利益を手にするための基盤ができるということなのです。
その③:まずは生き残る
淡々とルールを繰り返す
誰しも一刻も早くスイングトレードで勝てるようになりたいと思いますが、そうなりたいなら、まずは検証を繰り返して作り上げた自分のルールでトレードを繰り返して下さい。
それで相場経験を積んで行きます。
他の人がいくら儲けていようが、それはあなたには何の関係もないことです。
そして、実際の相場において年間でプラスの利益を出せたなら、それは本当に素晴らしいことです。
どれだけ少ない金額だろうが年間のトレードを合計してプラスの利益が出たなら、それは成功です。
そこまで辿り着くことが成功の最初の一歩となります。
あとは、ルールを改善しながら、少しずつ利益を増やし、資産を大きくしていくだけです。
もちろん、言うのは簡単ですが、ここまで辿り着くだけでも相当大変な道のりですが、それを乗り越えられたなら、その後も継続可能です。
なので、まずは自分のルールを淡々と繰り返すことのみに集中して下さい。
経験を積む
感情に振り回されないようになるために絶対的に必要なのは相場経験です。
経験が増えれば増えるほど、様々な相場状況を実際に自分の目でリアルタイムに見て、その中でトレードして、その結果がどうなるかも知ることになります。
上昇相場、下落相場、横ばいの相場と、様々な相場を知ることで自分のルールが機能しやすい状況と、いくらトレードしても負けてしまう状況が分かってきます。
そうなってくると、負ける時はサッサと様子見に切り替えて余計な損失を出さないようになってきます。
すると、トレード結果はさらに改善されて資産が増えて行くので、相場を見る目を肥やし、より効率的にトレードができるようになるためにも地道に相場経験を積み上げて行ってください。
絶対に諦めない
最後にお伝えしたいことは、スイングトレードにおける銘柄スクリーニング方法などではありません。
勝てるトレーダーになりたいなら、何があっても相場で生き残ることです。
そのためには、どれだけ上手く行かない時期が続いても諦めないことです。
もし万が一、ルール違反して大きな損失を出して相場から退場したとしても、それでもまた資金を貯めて相場に戻ってきて、再度やり直すくらいの覚悟が必要です。
せっかくスイングトレードを始めたのなら、中途半端に諦めてしまっては、失った資金も意味がなくなります。
何があっても絶対に諦めず、相場で生き残り続ける人には、勝てるトレーダーの道が開けてきます。
私も最初の3年間は負け続けましたが、それでも諦めなかったからこそ、勝てるようになった今があります。
あなたも諦めずに地道にスイングトレードに取り組んで下さい。