【日経平均最高値更新!今週のスイング戦略と注目銘柄】
先週の相場はまさに“強気一色”。日経平均は一時4万5000円を割り込む場面もありましたが、押し目買いがしっかり入り、週末には+832円高の45,769円と最高値を更新。米株高と半導体・AI関連銘柄への資金流入が主な要因です。特に東京エレクトロンやアドバンテストなど、指数寄与度の高いハイテク株が牽引しました。
一方で、米政府閉鎖リスクや日銀の利上げ観測、自民党総裁選など、政治・金融イベントが控えており、相場は一進一退の展開が予想されます。こうした不確実性の中で、スイングトレーダーとしてどう動くべきか。今週は「攻めつつ守る」戦略が鍵になります。
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今週の戦略ポイント
・高値圏での一服に備え、利確ラインを明確に
・押し目狙いは、AI・半導体・ITサービス関連に絞る
・イベントリスク(総裁選・日銀会合)前後の急変動に注意
特に注目したいのは、ITサービスセクター。日銀短観ではソフトウェア投資が前年比12.9%増と、企業のDX・基幹システム刷新への意欲が高まっています。人手不足対策としてもIT投資は加速しており、関連銘柄は中期的に強いトレンドを描く可能性があります。
注目銘柄ピックアップ
- キオクシアHD(AIサーバー向けSSD拡大)
- テクニスコ(AIデータセンター関連)
- アイネット(TOB関連)
- サンバイオ(バイオベンチャーのリバウンド)
これらは短期的な値動きだけでなく、テーマ性の強さが魅力。スイングトレードでは「値動き+テーマ性」の両輪で銘柄を選ぶことが、勝率を高めるコツです。
ただし、これらは監視対象とするだけで仕掛ける対象というわけではありません。
私は、こういう銘柄の動きを参考にしているだけです。
スイングトレードで仕掛けるのは、自分のルールで買いサインが出た時となります。
また、スイングトレードで負けるパターンの典型は、他者のアドバイスや情報を鵜吞みにしたトレードなので、絶対にこの情報だけを基に判断するのは止めて下さい。
何があってもトレードの判断基準となるのはご自身のルールです。
忙しい会社員でもできる銘柄選びの工夫
・毎週末に「テーマ別」でスクリーニング
・値動きのある銘柄は、チャートで“押し目”を確認
・イベント前後の急騰・急落は避け、落ち着いたタイミングでエントリー
スイングトレードは、時間が限られている人こそ向いている投資スタイルです。私自身、平日は仕事があるため、週末に戦略を立て、週中はルールに従って淡々とトレードしています。
今週は「強気相場の中で冷静に立ち回る」ことが求められます。高値更新に浮かれず、押し目を狙いつつ、イベントリスクには慎重に。スイングトレードは“感情”ではなく“戦略”で勝つものです。
それでは、今週も良いトレードを!