トレードにおける最高の学習法
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株式トレードを始めた頃、私はとにかく、勝てるようになるためには、トレードにおける必勝法を身につけなければならないと思い、様々な書籍や商材を買い、そして、塾などにも入った。
そうすることで、何か大きな安心を得るだけでなく、同時にこれで自分は大きな資産を築けるのだと夢を見た。
でも、現実はそんなに甘くはなかった。
まぁ、当たり前のことですが。
そんな必勝法があるなら、誰だって成功できてしまうはず。
しかし、実際にトレードで勝っている人なんて、たったの一握り。
我々はそういう厳しい世界で生きているわけですから、何かのやり方やテクニカルをマスターしたところで、すなわち勝てるというわけではないのです。
どんなルールでも勝てる時もあれば、負ける時もある。
なので、絶対に勝てるやり方なんてない。
それに気付くまでに、私は相当なお金を支払いました。
でも、それがムダだったかというと、そうではありません。
その過程で、本当に様々なことを学び、その学びは、今も自分の中で生きています。
でも、一番の学習は何だったかというと、自分のトレードがどうだったのか、振り返ること。
ここから学ぶことは本当に大きかった。
もちろん、負けトレードを振り返るのは、精神的に厳しいものがあります。
でも、そこには、自分の考え方や感情、癖がある。
例えば、大陽線が出ると、焦って成行買いをしてしまったりとか、思惑に反して下落した場合、現実から目を背けて、また上がるはずだと自分に言い聞かせ、ロスカットに躊躇してしまったなど、色々なことが見えてくる。
だから、売買日記をつけることは、何よりもの勉強になるのです。
面倒くさいかもしれませんが、それをやらずに勝てるトレーダーになんてなれない。
そして、売買日記がある程度たまってくると、それは何よりもの教科書になる。
これは実際にやった人にしか分からないと思います。
自分がやったトレードを振り返ること。
これこそが、最高の学習法なのです。
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