Written by リーマントレーダーK

トレードにおける最高の学習法

2017年度

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株式トレードを始めた頃、私はとにかく、勝てるようになるためには、トレードにおける必勝法を身につけなければならないと思い、様々な書籍や商材を買い、そして、塾などにも入った。

そうすることで、何か大きな安心を得るだけでなく、同時にこれで自分は大きな資産を築けるのだと夢を見た。

でも、現実はそんなに甘くはなかった。

まぁ、当たり前のことですが。

そんな必勝法があるなら、誰だって成功できてしまうはず。

しかし、実際にトレードで勝っている人なんて、たったの一握り。

我々はそういう厳しい世界で生きているわけですから、何かのやり方やテクニカルをマスターしたところで、すなわち勝てるというわけではないのです。

どんなルールでも勝てる時もあれば、負ける時もある。

なので、絶対に勝てるやり方なんてない。

それに気付くまでに、私は相当なお金を支払いました。

でも、それがムダだったかというと、そうではありません。

その過程で、本当に様々なことを学び、その学びは、今も自分の中で生きています。

でも、一番の学習は何だったかというと、自分のトレードがどうだったのか、振り返ること。

ここから学ぶことは本当に大きかった。

もちろん、負けトレードを振り返るのは、精神的に厳しいものがあります。

でも、そこには、自分の考え方や感情、癖がある。

例えば、大陽線が出ると、焦って成行買いをしてしまったりとか、思惑に反して下落した場合、現実から目を背けて、また上がるはずだと自分に言い聞かせ、ロスカットに躊躇してしまったなど、色々なことが見えてくる。

だから、売買日記をつけることは、何よりもの勉強になるのです。

面倒くさいかもしれませんが、それをやらずに勝てるトレーダーになんてなれない。

そして、売買日記がある程度たまってくると、それは何よりもの教科書になる。

これは実際にやった人にしか分からないと思います。

自分がやったトレードを振り返ること。

これこそが、最高の学習法なのです。

 

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