日経平均:年初来高値更新
10月6日に日経平均は、20,690円と年初来高値を更新しました。
これで、次に目指すとなるとは、2015年6月14日に付けた最高値20,946円です。
ここで注意ですが、だからと言って、イケイケドンドンと調子に乗ってポジションを膨らませるのは危険。
なぜなら、10月22日の総選挙で与党が勝利すれば、そのままのトレンドが続行するかも知れませんが、もし野党が勝った場合は、驚きが生まれ、反転する可能性大です。
また、北朝鮮がまたミサイルを発射したり、予想外の行動に出れば、これまた株価は下落するでしょう。
それらが起こらなくても、すでに日経平均は、すでに過熱気味です。
ということは、いつ何時調整が入ってもおかしくない。
しかし、月足で見ると、三角持ち合いにも見え、このまま上昇して21,000円を超えて来ると、さらに上昇していくことが考えられます。
つまり、上昇・下落、どちらも考えられるということです。
ということは、どちらかの方向性だけを考えて資金を投入し、大きなポジションを建てると、その反対の動きとなった場合、損失はとてつもなく大きくなってしまう。
そうなると、場合によっては、再起不能・・・
もちろん、予想通りの動きをすれば、大きな利益を手にすることができますが、それに全てを賭けるのは、リスクが大きすぎる。
我々は、とにかく、この相場で生き抜かなければならない。
私は少なくとも、そう思って、この相場を生き抜いています。
一発退場なんて言語道断。
だから、とにかく、しっかりと相場を監視し、チャートを見て良い形のものだけを厳選して、自分で決めた資金の範囲内でエントリーし、うまく行けば利益を伸ばすし、ダメなら、すぐに逃げれるようにしています。
ここからは、とにかく、しっかりと相場を注視しておく必要があります。
こういうスタンスでいる限り、一気に儲けることはできないかも知れませんが、一気に資金を失うこともない。
つまり、適度に儲けて、ヤバくなったら最低限の損失で済むので、結果、生き残ることができる。
そういう、したたかなやり方が自分にとってベスト。
というわけで、今週もそのスタンスで相場に臨みます。