Written by リーマントレーダーK

頭と尻尾はくれてやれ

2018年度

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自分がトレードで利益確定し、うまく勝ったと思っても、そこからさらに上がって行くことがあります。

すると、ほとんどの人は、「もっと早く、安いところでエントリーして、我慢して持っていれば、さらに利益を伸ばせられたのに…」と、後悔します。

そんな時、どうすれば良いのか?

つまり、買いで仕掛けたのあれば、直近安値で買って、その後、株価が上昇し、天井を付けたところで売って、利益を最大化することはできないか?

売りであれば、直近高値で売って、その後下落し、株価が底を打った時に買い戻し、利益を最大化することはできないか?

この質問に対する答え。

それは簡単。

そんなの無理!

絶対に。

というか、そんなことを狙っても無理だし、無駄です。

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どんなに優れた一流トレーダーでも、意図的に直近安値で買って、天井付近でうまく売るなんてことはできないし、そんなことは狙ってもいません。

株価がどこで底を付けて、どこまで上昇するかなど、神のみぞ知る領域。

後でチャートを見返して、この時買っていればとか、売っていればと思っても、リアルタイムでチャートを見ている時には、その後株価がどう動くかなんて、分からない。

将来のことなど何ひとつ分からないのです。

だから、自分で決めたところでエントリーし、自分で決めた価格で利益確定する。

そして、うまく行かなければ、事前に決めた価格でロスカットする。

自分が決めた目標価格で利益確定したのなら、その後いくら上昇しようが、少しも後悔する必要などない。

むしろ、予定通りに利益を出せたのだから、それは成功。

ロスカットした後に、株価が反転して上昇したとしても、それもOK。

何の問題もない。

トレードにおいて、頼れるのは、自分で決めたルールだけ。

神頼みなど、してはならない。

絶対に。

相場では、誰も守っても助けてもくれません。

運任せでトレードすると、酷いことにしかならない。

自分の身は自分で守る。

この相場という世界においては、自分を守ってくれる味方などどこにもいないのです。

だとすると、全てを自分でコントロールするしかない。

逆に言うと、コントロールできないものはコントロールしようとせず、コントロールできるものだけをコントロールする。

コントロールできるものは、エントリー価格、利益確定価格(目標価格)、ロスカット価格、資金管理。

まずは、デモトレなどで、徹底的に検証して自分のルールを作り、あとはそれを守り抜く。

最初、もしかすると10連敗することもあります。

だけど、それでも簡単に変えない。

検証済みであれば、せめて1年間はそのルールを続ける。

それくらいやらないと、本当にそのルールが機能するかどうかなど分からない。

そして、それくらいの経験を重ねると、利益はルールに従って、取れるところだけ取れば良いことが分かります。

つまり、自分の決めたところでエントリーし、決めたところで約定する。

その後、さらに上昇して行こうが、下落して行こうが、それは結果論であり、事前に分かることは決してないので、そこまで利益を伸ばせなくても当然。

だから、少しも後悔などしない。

一番安いところで買って、一番高いところで売るなんてことはできない。

一番高いところで売って、一番安いところで買い戻すこともできない。

だから、「頭と尻尾はくれてやれ」ってことなのです。

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