下落続きの日経平均
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先週の日経平均は、下落に下落を重ねました。
先週の相場格闘記やメルマガで私が警鐘を鳴らしましたが、その言葉通り、様子見していた方は、資金を大きく失うことはなかったと思います。
私は、ある指標を見ていて、そろそろ相場が転換するのではないかと感じ取っていました。
しかし、4/10の月曜日は、日経平均が+133円と反発したので、その後、また相場は上向くだろうと思って押し目買いした人もたくさんいることでしょう。
でも、その後、残念ながら日経平均は、火曜から金曜まで下落に下落を重ねたので、今まで通り、買いで次々と数多くの銘柄にエントリーをした人は、大きな含み損を抱えたり、資金の大半を失って、相場から撤退せざるを得なかった人もいると思います。
私は、週の半ばに本業の出張もあったため、ほぼ完全に様子見の週でしたが、チャートはしっかりと見ていたので、売りで少しだけエントリーしてみました。
今のところ、売りでエントリーしたポジションは全て含み益が乗っていて、今週、もし反発したとしても、利益を出せる水準になっています。
それでも、売りでジャンジャンとエントリーするようなことはしません。
なぜなら、日経平均の騰落レシオを見ると、大分底をついてきたようにも見えるので、一旦大きく反発(調整)する可能性は十分あります。
そういう時に売りでたくさんエントリーしていると、ロスカットが増えることになります。
というわけで、今週も私はまだ様子見スタンスを保ち、相場に戻っていつも通りにトレードすることはしません。
全体の流れを見守りつつ、今後、本格的にトレンドが下向きとなったことが確認できれば、売りポジションを増やします。
ただ、全て売りにするということではなく、全体を見ながら、個別銘柄も見て行きますので、資金が集まって来ていて、上昇が見込まれる銘柄が見つかれば、買いでもエントリーします。
ただ、こういう時に大切なことは、日経平均がどちらか一方に行くことを信じて願うことではなく、常にどっちに動いても対応できるような態勢を取っておくこと。
相場にバイアスをかけてはいけません。
相場はあなたの都合で動いてくれることなど、絶対にありませんので。
絶対に。
これを忘れないこと。
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