【成果あり】スイングトレードでの実践的かつ安全な銘柄探し方法
スイングトレードでの銘柄の探し方を知りたい人「スイングトレードでの銘柄探しの方法が知りたい。初心者が注意すべき点と効率良い有利な取引方法、そして、おすすめの証券会社も知りたい・・・」
このような疑問に対して答えます。
本記事の内容
- 1.スイングトレードでの銘柄探しの方法が知りたい
- 2.初心者が注意すべき点と効率良い有利な取引方法を知りたい
- 3.スイングトレードにおすすめの証券会社を知りたい
この記事を書いている私は、サラリーマンで初心者からスイングトレードを始めて9年目。最初の数年は負けて資産を減らし続けるも、諦めずに相場で試行錯誤しながら生き残ってきた結果、ここ数年は毎年プラスの利益を出し、資産を増やし続けています。そんな私が解説します。
スポンサードサーチ
1.スイングトレードの銘柄探しの方法が知りたい
その①:トレンドを把握する
上昇トレンド
株価が現在どのようなトレンドになっているかを把握するのは非常に重要なことです。
売買のスタイルとしては、株価のトレンドに従って売買して利益を狙う順張りとトレンドに逆らって売買して利益を狙う逆張りという大きく2つのやり方に分類されます。
初心者はトレンドに逆らって利益を出すのは非常に難しいため順張りをおすすめします。
そして、私自身も順張りで利益を上げているトレーダーであり、初心者でなくても順張りで大きく儲けているプロはたくさん存在します。
このいずれの方法を選択するにしても、現在のトレンドを見極めなければなりません。
そのためには、まず週足と日足の両方のチャートを表示します。
チャートはPC画面に表示して下さい。
PC画面で使うチャートでおすすめなのは、auカブコム証券に口座開設すると無料で使えるようになるkabuステーションです。
私も毎日使っていますが、とにかく見やすくて高機能なので、とても便利です。
まずは、時間軸の長い方、つまり週足から確認します。
上昇トレンドの場合、週足で過去1.5~2年くらいが見えるようにチャートを調整して表示し、次に移動平均線を表示します。
そして、チャートを見た時に過去1.5~2年で右肩上がりになっていることを確認します。
次に移動平均線が標準では13週、26週、52週が設定されているため、この並びが短期のものから上から順に13週、26週、52週と並んでいることを確認します。
次に日足を見ます。
日足で過去半年分くらいが見えるようにチャートを表示し、次に移動平均線を3本表示します。
まずはチャートが過去半年間で右肩上がりになっていることを確認します。
次に移動平均線を見ます。
日足の移動平均線は、標準では5日、25日、75日線が設定されているため、これの並びが上から順に5日線、25日線、75日線となっていることを確認します。
週足、日足共に上記のようなチャートと移動平均線の並びになっているなら上昇トレンドと判断して良いでしょう。
そして、上昇トレンドの銘柄については買い戦略となります。
下降トレンド
下降トレンドの場合は、先ほどの上昇トレンドの逆となります。
こちらも日足と週足の両方のチャートを表示しますが、これは常にこのようにして下さい。
PC画面が小さい場合は、22インチ以上のディスプレイを購入することをお勧めします。
そして、時間軸の長い方から確認します。
下降トレンドの場合、週足で過去1.5~2年くらいが見えるようにチャートを調整して表示し、次に移動平均線を表示します。
そして、チャートを見た時に過去1.5~2年で右肩下がりになっていることを確認します。
次に移動平均線の並びが長期のものから上から順に52週、26週、13週と並んでいることを確認します。
次に日足を見ます。
日足で過去半年分くらいが見えるようにチャートを表示し、次に移動平均線を3本表示します。
まずはチャートが過去半年間で右肩下がりになっていることを確認します。
次に移動平均線を見ます。
日足の移動平均線は、上から順に75日線、25日線、5日線と並んでいることを確認します。
週足、日足共に上記のようなチャートと移動平均線の並びになっているなら下降トレンドと判断して良いでしょう。
そして、このような下降トレンドの銘柄については売り戦略となります。
横ばい
上記のように上昇でも下降トレンドでもなく、上がったり下がったり、もしくは上下にあまり動きがないものは横ばい状態です。
こういう横ばいの時、順張り戦略では、買いでも売りでも利益を出すのは難しいです。
だからと言って、トレンドに抗って売買する逆張りをすれば良いというわけではありません。
初心者が十分な経験もなく検証もせず、自分のスタイルをコロコロ変えても損失を重ねるだけです。
こういう時は何もしない、つまり様子見するのがベストです。
それによって無駄な損失を抑えることができます。
その②:流動性のある銘柄を選ぶ
流動性とは
流動性と言うのは、相場に出回っている株式の多さのことです。
ここで重要なことは、あなたが注目した銘柄が買いたい時に買えて、売りたい時にいつでも売れるくらいの株式が相場に出回って取引されているかどうかということです。
流動性が多ければ、いつでも売買できますが、流動性が少ないと、買いたい時に買えず、売りたい時に売れないということです。
つまり、スイングトレードの銘柄探し方としては、必ず十分な売買代金があるかどうかを確認しなければなりません。
この流動性の多寡を判断する際に見るのが売買代金です。
目安となる売買代金
では、どれくらいの売買代金があると、流動性が十分あると判断できるかということが問題となります。
これは私のこれまでの経験ですが、私自身は最低でも10億円以上あることが必要だと考えています。
これはある1日だけあればいいというものではなく、過去の売買代金の推移を見た時に、どんなに少なくても10億円以上はないといけないということです。
流動性がないとダメな理由
流動性が少ないと何が問題になるかと言うと、買いたい時に買えず、売りたい時に売れないということです。
せっかく利益が乗っても利益確定をできず、逆に含み益が増えてロスカットしたくてもできない
ことになってしまいます。
株式は常に自分と反対売買する人がいるからこそ取引が成立するのです。
つまり、それだけ盛んに売買がされていないと買ったところで売れないし、空売りしたところで
買い戻しもできないということです。
その③:参考にすべき相場観測指標
日経平均
日経平均とは「日経平均株価」のことで、日本経済新聞社が算出している日本の主要225社の株価を指数化したものです。
主要な銘柄の株価を指数化しているということは、日本の株式相場全体が上昇しているのか、下落しているのか、それとも横ばいなのかを知るためには最も参考になる指標となります。
そのためこれは毎日、スイングトレード銘柄の探し方を実施する前に、まず最初に見るべき重要な指標となります。
NYダウ
NYダウとは、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」のことで、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出しているアメリカ各業種の代表的な30銘柄の株価を指数化したものです。
このNYダウは、翌日の日経平均に大きな影響を与えており、NYダウが上昇すると日経平均も上昇、NYダウが下落すると日経平均も下落する傾向にあります。
そのため、前日のNYダウがどのような動きをしたかを見ることで、当日の日経平均がどのような動きをするか想定する材料にできます。
為替(ドル円)
為替も相場に大きな影響を与える要因の1つです。
中でもドル円の相場の動きは必ず見ておいて下さい。
輸出や輸入関連の企業の株価は、この為替の動きの影響を受けるため、これも毎日確認しておく必要があります。
2.初心者が注意すべき点と効率良い有利な取引方法を知りたい
その①:売買ルールを作る
売買ルールとは
初心者が株式トレードを始めるにあたり、まず第1にやるべきことは、この売買ルールを作ることです。
これなしに相場に入ると、間違いなく負けて、最終的に大きな損失を出して退場することになってしまいます。
この売買ルールとは何かと言うと、あなたがいつどんな時にどれくらい買って、もしくは売って、利益確定をして、ロスカットするのかというものです。
これがあるからこそ、いつエントリーすべきか、そして、利益確定やロスカットの価格、そして、どれくらいの資金を投入するのかなどを全て最初に決めることができます。
そして、何があってもそれに従って取引をします。絶対に破ってはなりません。
この売買ルールこそが、生き馬の目を抜く厳しい相場という戦場で生き残るための最も重要な指針となるのです。
売買ルールとは、いわば船で航海する際のコンパスのようなものです。
これなしに目的地に向かうことはできません。
売買ルールの作り方
まずは相場に入る前にこの売買ルールを作ることから始めます。
やり方としては、ローソク足、移動平均線、MACD、ストキャスティクス、RSI、ボリンジャーバンドなどどのテクニカル分析指標でも構いませんので、それを使ったルールを作ります。
どのような簡単なものでも構いません。
テクニカル分析指標が分からなければ、まずは以下の本を読むことから始めて頂けると、自分なりの売買ルールをスムーズに作ることができるでしょう。
ここでは様々なテクニカル分析指標について詳しく解説されており、トレードで成功されている方は必ず読んでいる本の1つです。
高額な商材などを買うよりも、まずはこれを読むことからスタートされると良いかと思います。
売買ルールを検証する
売買ルールができたら、次にやることは、本当にそのルールで取引して利益が出るかどうか検証することが必要です。
では、どうすれば良いかと言うと、そのルールでデモトレードをします。
デモトレードというのは、仮想取引のことで、実際に相場にお金を投入することなく、もし仮にエントリーしたらどうなるかということを実際の個別銘柄の動きに合わせて検証してみるということです。
Excelなどで、エントリーの日程と価格と株数、そして、思惑通りに目標価格に達したら、利益確定の日程と価格、株数、手数料を記録し、逆にロスカットになったら、その日程と価格、株数、手数料を記録して行きます。
これは全て仮のトレードなので、実際にお金は投入していません。
しかし、だからこそ良いのです。
お金を1円たりとも損することなく、自分のルールで本当に利益が出るかどうかを検証できます。
この検証は少なくとも300回は繰り返して下さい。
実際やると、最初に作ったルールはほとんどの場合、マイナスになります。
しかし、そこからがスタートです。
注意点としては、途中でどれだけうまく行かなくてもルールを変更しないことです。
やってみるとわかりますが、どんなルールにも上手く行く時期とやればやるほどロスカットになってしまう時期の両方があります。
この上手く行かない時期のことをドローダウン時期と言います。
そのため、上手く行かなくても、それはこのドローダウン時期を経験している貴重な体験と思って、絶対に同じルールで続けて下さい。
そして、次はそのデモトレードの売買記録を見ながらルールを改善し、新しいルールでまた300回以上デモトレードを繰り返します。
最終的にプラスの利益が出るルールに辿り着くまで、このプロセスを繰り返して下さい。
デモトレードじゃ1円も儲からなくてつまらない、時間ばっかり掛かって面倒臭いと思うかもしれませんが、実は、このプロセスを経ることで、いつの間にかあなたはトレーダーとしての基本的な知識とスキル、そして経験を身に着けているのです。
その②:売買ルールを実践で試す
必要最低限の試行回数
デモトレードで最終的にプラスの利益が出るルールができたら、それを今度は実戦で試します。
実戦で試すと、さらに勝率や利益率が低下することがほとんどなのですが、それでもデモトレードと同じく300回以上は試して下さい。
最終的にプラスの利益が出たら、あとはそれを繰り返すだけ。
だんだんと利益が積み上がって行きます。
つまり、勝てるトレーダーになるためには、相場に入る前の準備が何よりも大切だということです。
絶対に検証したルールもなしに相場に入らないで下さい。
無駄に資金をなくして終わりです。。
途中でルールを変えたくなった時
実際に相場でトレードしている最中に、更なる良いトレードルールのアイデアを思い付くことがあります。
その時、それを実戦ですぐに試すべきかどうかと言うと、答えはNoです。
やってはなりません。
思い付きが実証されるまでは相場で試してはいけません。
ですから、新しいアイデアを思いついた時は、これまたルール作りで説明したことと同様に、デモトレードで本当にプラスの利益が出るのか、利益が改善するのかを検証します。
そして、結果として上手く行ったら、実際の相場でさらに検証して行きます。
よくあるノイズ
ここまでいかに売買ルールが大切かということを説明してきましたが、それでも大半の人がルールを破ってしまいます。
相場でルールを守るということは、それほど難しいものなのです。
なぜなら、現代の情報社会では、いつでもどこでも簡単に欲しい情報を手にすることができます。
すると、SNSなどでは億単位での利益を出しているトレーダーの成功談や口座の画像などを目にすることがあります。
そういうものを見ると、自分のルールでちまちまトレードしていることが馬鹿馬鹿しくなり、一刻も早く自分も大金を稼ぎたいと、そういった人の真似をしたり、その人たちのアドバイスやおすすめ銘柄に手を出してしまうことがあります。
しかし、世の中に甘い話などありません。
そして、トレードで簡単に儲けることなど不可能です。
成功者と言われる人の話を信じて、少しでも早く楽して彼らのようになりたいことは分かります。
しかし、それを真似て一度や二度うまく行くことがあるかも知れませんが、結果的には失敗します。
もし、スイングトレードで大儲けした人が自分のルールを教えてくれて、その通りにやってもうまく行きません。
なぜなら、自分で苦しい思いして長い時間をかけて作り上げたルールではなく、人のルールなので何の根拠も自信もないため、その通りにトレードすることができません。
途中でルールを破ってしまったりします。
そして、人のおすすめ銘柄に手を出してもうまく行きません。
これもやはり自分なりの根拠がないからです。
つまり、根拠のないトレードは上手く行かないということです。
成功するためには、そういった甘い話、つまりノイズに惑わされず、どこまでも自分のやり方を極めようとして試行錯誤するしか道はないのです。
その③:効率良い有利な取引を実現するために
あえて遠回りすることが結果的に近道
学習と検証を繰り返し、時間をかけて自分なりの売買ルールを作り、それをさらに実戦で検証していくというプロセスは非常に長く、途中で何度も諦めたくなります。
しかし、このプロセスを経ない限り、相場で生き抜く本物のスキルを身に着けることはできません。
早く儲けたい人にとっては、あまりにも遠回りに思えるかもしれませんが、これをやらないと、無駄に資金を減らして無意味な時間を過ごすだけとなります。
そのため、遠回りに思えても、結局はこうやって地道な作業を繰り返すことが、結果的には近道となるのです。
負けが続く時は一旦休む
どのような売買ルールであれ、やればやるほど負けが続く時、つまりドローダウン時期があります。
そういう時にどうすれば良いかと言うと、やってもロスカットになるのだから、少し休むのが良いです。
休むというのは、様子見してエントリーしないことを意味し、これによって負ける回数を抑制し、資産を守ることができます。
どれくらい様子見するかについては、過去の売買記録を見直し、検証することで適切な期間が分かります。
感情に左右されない
特に負けが続く時は、感情的になって、その負けを取り戻そうと躍起になって、ルールを無視してさらにエントリーを繰り返してしまうことがあります。
しかし、これも負ける大きな要因の1つであり、無駄なトレードと言えます。
感情的なトレードをしないことは、資産を守ることに繋がります。
つまり、労力と時間を惜しまずに売買ルールを作り、そのルールが機能して勝ちが続く収穫時期にしっかりと稼ぎ、負けが続くドローダウン時期に様子見し、感情的なトレードもしないことで、あなたの収益は間違いなく改善します。
これこそが効率的で有利な取引を実現するための重要なポイントとなります。
スポンサードサーチ
3.スイングトレードにおすすめの証券会社を知りたい
その①:証券会社選びの重要なポイント
手数料が安い
スイングトレードで利益を出すために重要なことの1つが証券会社に支払う手数料を安く抑えることです。
つまり、手数料の安い証券会社を選ぶことは必須となります。
せっかく利益を出しても、手数料が高かったのでは、その分利益が減ってしまうことになります。
スマホで取引ができる
日中仕事をしている我々にとって、スマホで取引ができることはとても大切です。
なぜなら、日中発注ミスに気付いたり、そもそも注文を出し忘れていたり、ロスカット注文を出していなかったりした時、スマホですぐに取引できないのは致命的です。
スマホで取引ができるだけでなく、専用の使いやすいアプリがあるとベストですね。
必要な注文方法が揃っている
我々スイングトレーダーが必要する注文方法は、指値、逆指値、成行注文の3つとなります。
基本的にはどの証券会社も揃っているとは思いますが、これらは必須です。
指値注文とは、自分で指定した価格で買ったり売ったりする際に使う注文方法です。
ただし、買いと売りで少し意味合いが変わってきます。
買いの場合は、指定した株価以下で約定します。
つまり、指定した価格もしくはそれより安い価格で買えるということです。
売りの場合は、指定した価格以上で約定します。
つまり、指定した価格もしくはそれより高い価格で売れるということになります。
つまり、買いでエントリーする際、指値注文をすることで、少しでも安く買って、少しでも高く売ることをイメージして頂けると分かりやすいと思います。
逆指値注文とは、指定した株価に到達した時に注文が出る方法となります。
これも買いと売りで意味が異なってきます。
買いの場合は、指定した価格以上で約定します。
例えば、直近高値を抜けて来たら、その上昇の勢いに乗って買いでエントリーしたいという時や
空売りでエントリーした後、この価格以上になったらロスカットしたいという時に使えます。
売りの場合は、指定した価格以下で約定します。
例えば、直近安値を割ってきたら、その下落の勢いに乗って売りでエントリーしたい時や
買いでエントリーした後、この価格以下になったらロスカットしたい時に使えます。
なお、買いと売りの両方ともに逆指値を入れると、次に指値もしくは成行を選択できます。
逆指値注文を出し、さらに指値を選択することで、買いであれば、指値で上限価格を設定することで、想定より高く買い注文が出てしまうことを避けられます。
売りで逆指値注文を出し、さらに指値で下限価格を選択することで、想定より安く売り注文が出てしまうのを避けられます。
逆指値注文に成行を組み合わせると、その価格以上になったらいくらでも良いから買う、もしくは、その価格以下になったらいくらでも良いから売るという注文になります。
この組み合わせはロスカット時に使うと良いでしょう。
成行注文とは、価格を指定せずに注文を出す方法です。
成行注文を出せば、その時の売買状況に応じた価格ですぐに売買が成立します。
しかし、想定外の価格で約定してしまうこともあります。
その②:スイングトレードで使えるその他注文方法
OCO注文
先ほど説明した以外の便利な注文方法として、OCO注文があります。
これは、SBI証券の名称ですが、指値と逆指値を同時に設定して注文する方法です。
IFD注文
買い注文と売りの注文を同時に設定して注文できる方法です。
つまり、エントリー注文が約定したと同時に決済注文も出せる注文となります。
そのため、これのメリットは、エントリー注文と同時にロスカット注文まで一緒に出せるということです。
これのメリットは、エントリー後、自分で予め決めたロスカット価格になったら自動で決済してくれるということです。
ロスカットが苦手な方にとってはとても有効な注文です。
IFDOCO注文
買い注文と売りのOCO注文を同時に設定して注文できる方法です。
私はこれを毎回使っています。
つまり、エントリー注文が約定したと同時に目標価格での決済注文とロスカット注文まで、全てまとめて出してしまえる注文です。
これさえ設定しておけば、昼間仕事で相場が見れなくても、目標価格に到達する、もしくはロスカット価格に到達したら自動で約定してくれます。
これらの注文が使えるのはSBI証券となります。
こちらは、私だけでなく、現役のプロトレーダーも使っている証券会社となりますので、ここは必ず口座開設しておいて下さい。
その③:実戦での具体的な注文方法使い分け
買い注文とロスカット注文
相場での注文方法の実践的な使い方としては、まず買いでエントリーする場合、自分のルールに従って事前に必ず目標価格とロスカット価格を決めておいて下さい。
そして、ルールを破って、少しだけ含み益が乗ったら我慢できずに決済してしまったとか、ロスカット価格に到達しそうだけど、もしかしたらまた価格が反転するかも知れないから、ロスカットを見送ったなどのようなことをしないために、IFDOCO注文を使って下さい。
つまり、エントリー価格だけでなく、目標価格とロスカット価格を先に設定して、まとめて発注してしまうということです。
売り注文とロスカット注文
売りでエントリーする場合も、買いの場合と同様に予め目標価格とロスカット価格を決めておきます。
そして、IFDOCO注文を使って、エントリー価格だけでなく、目標価格とロスカット価格を先に設定して、まとめて発注してしまいます。
これによって、自分のルールを破ることなくトレードができるようになります。
これは非常に重要なポイントとなりますので、忘れないようにして下さい。
損小利大を徹底する
最後に、スイングトレードでは銘柄の探し方も大切ではありますが、それよりも、一旦エントリーしたら最初に決めた目標価格とロスカット価格は絶対に守るということです。
目標価格については、ロスカットした際の損失を1とすると、目標価格に到達した際の利益は3以上になるように設定して下さい。
つまり、リスク(ロスカット):リワード(利益)=3:1 とします。
スイングトレードをやっていると、負けることは日常茶飯事となりますので、たまに買った時にはそれまでの負けをある程度取り戻せるくらいの利益を出さないと、トータルで勝つことはできません。
これを損小利大と言います。
銘柄探しよりも、この損小利大を徹底することで、トレードにおける利益は改善して行きます。